粘着加工

サンダイン粘着は環境対応型の粘着技術

サンダイン粘着とは環境にやさしい水生粘着剤を使用し、最大1,700mm幅の広幅で粘着することの出来る環境対応型の粘着技術です。
粘着品は発泡ウレタンやスポンジゴム、布などの様々な素材に水性粘着剤を塗膜し、離型紙(はく離紙)をつけたもので、使用時に紙をはがしてシールのようにワンタッチで貼ることが出来ます。
また、接着剤のようにガンで吹き付け乾燥させて貼り合せるという手間がかかりません。しかも溶剤がでないため、コストを削減しながらも環境にやさしいという2つのメリットがあります。


国内最大級の広幅粘着加工機

近年特に自動車用のドアトリムのセンター布粘着の増加にともない、国内最大級の広幅粘着加工機(ロールコーター)を導入しました。
この設備は、従来の1,150mmのロール粘着に比べて、1,800mmのロール幅をもつ広幅であることが最大の特徴です。 他社では不可能な広幅による粘着、布の原反のロール状での連続投与、歩留りの改善、作業の効率化、ローコストを実現しました。
工場での接着剤使用工程が不要となり、『無溶剤化によるISOの取得』維持にも貢献致します。 また、水性粘着の技術を開発して無溶剤化を可能としました。
自動車・建材・空調・梱包・日用品など、色々な用途に参入しており、多様なニーズに対応します。

国内最大級の粘着加工機

特長

広幅粘着
最大1,700mm幅(わが国最大規模)の広幅で粘着が可能です。製品の歩留まりが大きく改善され、特に高価な布の粘着化工に適しています。
水性粘着
無溶剤の水性粘着が可能です。地球規模、近隣環境、工場環境(人体への悪影響)などの諸問題を解消します。
VOC(揮発生物質)低減に対応
ハウシック症候群の原因となるVOCを基準以下に低減します。自動車内装の基準もクリアーしています。
布の粘着が得意
ニット、スエード、モケット生地など、伸縮があるために難しいとされる布の粘着加工が得意です。
一貫生産
さまざまなカット加工を後工程として同じ工場内で生産します。
(巻き取り加工、裁断加工、バーチカル加工、ハーフカット(紙残し)加工、プレス裁断加工、スリット加工)

コーター全景図

サンダイン粘着の採用例

自動車業界に認められた機能性と環境性能

近年の環境問題の要請を受けて、溶剤を使用しない水性粘着の技術開発に成功し、当社の内装材は広く自動車業界に採用されています。 自動車ドアトリムセンター布粘着品は、接着剤を使わない環境対応商品で、すでに20年の実績があります。
ドアトリムセンター布の貼り合せは従来、接着剤が使用されていましたが、1985年に弊社の粘着加工による貼り合せが業界で初めて採用され、 多くの自動車メーカーの車種に展開されるようになりました。
自動車業界のみならず、建材・空調・梱包・日用品など、色々な用途に参入しており、多様なニーズに対応します。


自動車ドアトリムセンター布の粘着品

 

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